2007年 24時間耐久レースレポート ~その5~
6月3日 0930時
私たちは赤と黒のツートンカラーのGTI-Rから白いGTI-Rに乗り換えて、再び1600時のゴールを目指して走り出した。
赤パル♂第一コーナー
第一コーナーを走り抜ける@赤パル♂氏。
Tカーは元々ストリート仕様の為サーキットを走るにはやや難があり、コーナーではロールの多さに悩まされた。
快調に走る白GTI-R
快調に周回を重ねる白いGTI-R。
しかし、気温の上昇と共に水温も上昇。
赤と黒のツートンカラーのGTI-Rは熱対策で大型ラヂエーターを後部に移植し、熱対策を施してあったが、白いGTI-Rはただでさえ部品取りとして用意していた車体だけあって、レース用に熱対策など施している訳も無かった。
急遽ピットにてサーモスタッドを取り外し、走行時にはヒーターを全開にして少しでも水温が上がらないように対応するしかなかった。
第一回目の2006年の24時間耐久レースは大雨の中のレースだったのでそれほど熱対策に影響はなかったが、2007年は打って変わって晴天。
ドライバーは今までの疲れと暑さに耐えながら走り続けるしかなかった。
ドライバーチェンジで車から降りてきたメンバーがヘルメットを脱いだ時に、汗だくで真っ赤な顔をしていたのが印象的だった。
3日 1230時
走行中の@雀鬼ー氏が緊急ピットイン。
原因は左フロントタイヤのバースト、パンクだった。
そしてタイヤ交換を行っている途中@雀鬼ー氏からブレーキジャダーが発生していると報告が入る。
タイヤもブレーキも限界に近づいていた。
そしてレースも残り3時間を切ったころ、走行中の@渡辺氏がオイルチェックランプが点灯したことを無線で知らせてきた。
”時々点灯する程度”との報告だったが、大事をとってピットに戻ることを指示した。
白いGTI-Rがピットに戻ると@しお嬢がエンジンルーム内をチェック。
各メンバーがタイヤやブレーキのチェックを行った。
その時、
「エンジンオイルがない!」
と@しお嬢の悲鳴のような声が響いた。
エンジンオイルはすでにゲージに付かない状態。
まさに”一難去ってまた一難”という状況だった。
運良く@M310氏が個人的に購入していたエンジンオイルを持ってきていたので、ドライバーチェンジのピットごとにエンジンオイルを足しながら走行を続ける事となった。
3日 1400時
@EAST氏とドライバーチェンジした白いGTI-Rだったが、”ブレーキの効きが悪くなっている”と無線が入る。
赤と黒のツートンカラーのGTI-Rにはブレーキ冷却用のダクトを設けてあったが、白いGTI-Rにはもちろんそんな物は付けられていなかった。
まさにゴールを目前にしながらトラブルが続発し始めた。
緊迫した空気が私たちのピットを包んでいた。
3日 1500時
@EAST氏から@青山氏へとドライバーチェンジ。
「無事にチェッカーを受けて来て!最後、頼むよ!」
と私はヘルメット越しに聞こえるよう@青山氏に怒鳴るように伝えた。
@青山氏のドライブする白いGTI-Rはピットからコースへと飛び出していった。
つづく
私たちは赤と黒のツートンカラーのGTI-Rから白いGTI-Rに乗り換えて、再び1600時のゴールを目指して走り出した。
赤パル♂第一コーナー
第一コーナーを走り抜ける@赤パル♂氏。
Tカーは元々ストリート仕様の為サーキットを走るにはやや難があり、コーナーではロールの多さに悩まされた。
快調に走る白GTI-R
快調に周回を重ねる白いGTI-R。
しかし、気温の上昇と共に水温も上昇。
赤と黒のツートンカラーのGTI-Rは熱対策で大型ラヂエーターを後部に移植し、熱対策を施してあったが、白いGTI-Rはただでさえ部品取りとして用意していた車体だけあって、レース用に熱対策など施している訳も無かった。
急遽ピットにてサーモスタッドを取り外し、走行時にはヒーターを全開にして少しでも水温が上がらないように対応するしかなかった。
第一回目の2006年の24時間耐久レースは大雨の中のレースだったのでそれほど熱対策に影響はなかったが、2007年は打って変わって晴天。
ドライバーは今までの疲れと暑さに耐えながら走り続けるしかなかった。
ドライバーチェンジで車から降りてきたメンバーがヘルメットを脱いだ時に、汗だくで真っ赤な顔をしていたのが印象的だった。
3日 1230時
走行中の@雀鬼ー氏が緊急ピットイン。
原因は左フロントタイヤのバースト、パンクだった。
そしてタイヤ交換を行っている途中@雀鬼ー氏からブレーキジャダーが発生していると報告が入る。
タイヤもブレーキも限界に近づいていた。
そしてレースも残り3時間を切ったころ、走行中の@渡辺氏がオイルチェックランプが点灯したことを無線で知らせてきた。
”時々点灯する程度”との報告だったが、大事をとってピットに戻ることを指示した。
白いGTI-Rがピットに戻ると@しお嬢がエンジンルーム内をチェック。
各メンバーがタイヤやブレーキのチェックを行った。
その時、
「エンジンオイルがない!」
と@しお嬢の悲鳴のような声が響いた。
エンジンオイルはすでにゲージに付かない状態。
まさに”一難去ってまた一難”という状況だった。
運良く@M310氏が個人的に購入していたエンジンオイルを持ってきていたので、ドライバーチェンジのピットごとにエンジンオイルを足しながら走行を続ける事となった。
3日 1400時
@EAST氏とドライバーチェンジした白いGTI-Rだったが、”ブレーキの効きが悪くなっている”と無線が入る。
赤と黒のツートンカラーのGTI-Rにはブレーキ冷却用のダクトを設けてあったが、白いGTI-Rにはもちろんそんな物は付けられていなかった。
まさにゴールを目前にしながらトラブルが続発し始めた。
緊迫した空気が私たちのピットを包んでいた。
3日 1500時
@EAST氏から@青山氏へとドライバーチェンジ。
「無事にチェッカーを受けて来て!最後、頼むよ!」
と私はヘルメット越しに聞こえるよう@青山氏に怒鳴るように伝えた。
@青山氏のドライブする白いGTI-Rはピットからコースへと飛び出していった。
つづく
by pulsar_14 | 2008-05-30 00:30 | 報告